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半年前(初夏)にリチウムイオンバッテリーを載せた2台のバイクで、冬の寒い日の朝にエンジン始動テストをやってみました!
リチウムイオンバッテリーの利点
リチウムイオンバッテリーは従来のバッテリーにくらべて自己放電が少なく気温の影響も受けにくいと言われています。またもし放電してしまっても充電することで復活できて寿命も5年以上。めったに乗らないバイクに載せるには最適なバッテリーなのです。

エンジン始動実験
では実際にエンジンをかけてみました。三ヶ月のブランクと真冬の低温の状況でちゃんとエンジン始動できるのでしょうか?!
HONDA PCX125(タイ仕様)
1台目はPCX125ベースのトライクです。実はタイ仕様車です。今時のスクーターはキーONにした時点でいろいろと電力を必要なのでバッテリー上がりは致命的。バッテリー状態を監視するために電圧計つきの時計をつけています。 まずキーをイグニッションに回して電圧をチェック、12.4Vと表示されています。これなら問題ありませんね。

Kawasaki エリミネーター125
2台目はカワサキ エリミネーター125です。この手のバイクはエンジンさえ回ってくれれば電力がなくてもなんとかなります。とはいえエンジン始動する方法はセルモーターのみ。昔のようにキックでかけることはできません。まあ最悪の場合『押しがけ』は可能です。こちらもバッテリー監視ので電圧計をつけています。
さてキーをイグニッションに回したところ、こちらは10.9V。これは問題ありな値ですね。電圧は気になるところですがセルを回してみると...
セルはしっかり回っていますが、なかなかエンジンがかかりません(冷や汗)。とはいえエリミネーターのエンジンがなかなかかからないのはバッテリーの責任ではないんです。夏場でさえブランクがあるとエンジンかかり辛いことが多くて毎回チョーク引かないとだめなんです。 エンジンかかるのが先か、バッテリー充電切れが先か...という感じですかね。

まとめ
PCXは一発始動!まったく問題ありませんでしたね。エリミネーターはちょっと心配でした。バイクに乗ってもいいかなと思えるくらい暖かくなればエンジンのかかりも良くなると思いますが、今回の状況を見てみると充電器を買っておけば安心かなぁと思うところです。
