前回はサラッとDOOGEE MIXを触った感じをレビューしました。
今回はその独特なユーザーインタフェースを見ていきます。
【DOOGEE MIX レビュー】格安トリプルベゼルレススマートフォン★ファーストインプレッション
インターフェイス
指紋認証ボタン
DOOGEE MIXはスマートフォンの下部にある3つのボタンがありません。
右下の端っこにはフロントのカメラがあります。そのせいかもしれません。
唯一あるボタンは指紋認証も兼ねたボタンでDTouchとDOOGEEでは呼んでいるようです。
このボタンは押してもカチっと沈み込む感じはなくてタッチするだけで機能します。
下部の3つの物理ボタンがないので画面上にソフトウエアボタンを出し入れする感じになります。これはちょっと嫌だなと思ってたら解決策がありました。
指紋認証ボタンのタッチの仕方に機能を振り分けられるんですね。
一回タッチすると1つ戻る、長く触れているとホームに戻る、という風にできます。
基本的に一番使うのは戻るボタンだったりするので慣れればこれでいいかなと思いました。
もちろん設定を変えればアプリの一覧を表示する、と言ったことも出来ます。
Doogee UI1.0
DOOGEE MIXは基本的にはアンドロイド7.0の端末ですが、UIにはDOOGEE独自のDoogee UIが採用されているようです。
実際のホーム画面です。何やら上からロボットみたいなものがぶら下がっています。それと真ん中の右端あたりに丸い半透明のボタンが有るのがわかります。
上からぶら下がっているロボットみたいのはときどき猫に変わったりしてブラブラと動いていてタップすると上からスキンの着せ替えのダウンロードページが出てきます。
丸い半透明のボタンをタップすると色んな機能ボタンが出てきてくるくる回せます。次のような機能があります。
- Game Mode:メニューボタンやバックキーが使えなくなるゲームに専念できるモード。
- Read Mode:長いテキストを読むためのモード。スクリーンがスリープしない。
- Float Music:ウィジェットのような感じで音楽を選んで聴ける。
- Clean Task:タスクキラー。
- Float Video:ウィジェットのような感じで動画が見れる。
- Gesture Recognize:予め登録しておいたジェスチャーで指定したアプリが起動する。
- Lock Screen:スクリーンがロックする。
Read ModeとClean Taskは便利です。
あとわかりにくいのがGesture Recognizeですね。
これは設定のFloatGestureで登録して使います。
Gesture Recognizeを選ぶと画面上に小さなウインドウが出てPlease paint Gestureと表示されます。例えばあらかじめChromeアプリを「c」と手書きで登録しておくと、この小さなウインドウに「c」と書くとChromeアプリが立ち上がります。文字は一筆書きしか対応しません。なんかまどろっこしいです。ちょっと反応も遅いので普通にアプリを起動する方を選んでしまいますね。ウインドウが出ずにスクリーンに直接書いて、だったら使えそうですけどね。
スポンサーリンク
Floating shortcuts
Floating shortcutsは画面の右下から上にスワイプすると出てきます。これもグルグル回すと色んな機能が現れます。
DOOGEEのUIはグルグル回すのが好きみたいですね。小さなスマホの画面でいろいろ考えた結果、こうなったんでしょうね。
まとめ
ベゼル部分の面積が小さくて物理ボタンが無いためかどうかはわかりませんが、ソフトウエア的なアプローチで出来るだけ便利に使ってもらおうという意志は感じました。
人によって使う機能と使わない機能が大きく分かれそうですが、そこはユーザーが使いやすいように使えばいいということなんだと思います。
DOOGEE MIXをチェック
【DOOGEE MIX レビュー】格安トリプルベゼルレススマートフォン★カメラ編 カメラのボケ味をチェック!