概要
HUAWEI nova lite 2 の実機を手に入れました。この端末は2018年の2月にリリースされてから、2万円前半で買えるコスパ最高のスマホと評判出来になっていたものです。 MINEOのsimもついでに契約したのでそれに関してはまた後日やるとしてとりあえず端末のレビューをします。
Khan
HUAWEI nova lite 2のおもなスペック ディスプレイ :5.65インチ 18:9TFT、2160×1080ピクセル FHD+CPU :HUAWEI Kirin 659 オクタコアCPU (4 × 2.36GHz + 4 × 1.7GHz)RAM+ROM :3GB RAM / 32GB ROM / micro SDスロット( 最大256GB)OS :Android 8.0//EMUI 8.0SIM :Nano SIM*2 セカンダリーSIM:GSMの音声通話のみリアカメラ :メ 1300万画素 + 200万画素,LEDフラッシュ,像面位相差 + コントラスト AFフロントカメラ : 800万画素 ,FFセンサー :加速度、コンパス、環境光、近接、指紋認証サイズ :寸法:幅:約72.05mm 縦:約150.1mm 厚さ:約7.45mm 重さ:143gコネクティビティ :Wi-Fi 802.11 b/g/n 準拠( 2.4GHz)Bluetooth® 4.2 USB 2.0 Micro-Bネットワーク : FDD LTE:B1/3/5/7/8/19/20 WCDMA:B1/2/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHzバッテリー :3000mAh (一体型) ドコモとソフトバンクのプラチナバンドに対応しています。もちろん技適マークもついています。また使っているチップセットのKirin 659はSnapdragon 625あたりの対抗馬としての位置づけのようです。したがってミドルレンジのスマートフォンということになります。
Antutuのスコア
こちらが実際にAntutu を走らせてキャプチャしたものです。条件により多少ブレはあるのですが大体87000点台が普通に出せる、この値からもミドルレンジスマホということがわかります。(ただしAntutuは新バージョンとなっていますので旧バージョンよりは1~2万点多いスコアになります。)実際に触っていても普通にサクサク動きます。WEBや動画、SNSやライン、メール、バリバリ3Dとかじゃないカジュアルなゲームなどの一般的な利用では困ることはほぼ無いです。
HUAWEI nova lite 2を開封
箱を開けると端末、保護用カバー、USBケーブル、通話もできるマイク付きイヤフォン、充電器、simピンがきちんと入っていました。2万円前半で買えるスマホとしてはマイク付きイヤフォンが入っているのは珍しいかもしれません。また保護用カバーは実用的ですが個人的には安っぽく見えるかな?という印象を持ちました。
simを挿していない状態で重さをはかると144.5グラム。公称が143グラムですから誤差の範囲内ということでしょうか。実際に持ってみると軽いです。18:9のディスプレイのせいもあり細長くて持ちやすいです。
外観 トレンドの18:9ワイドディスプレイを搭載
私が手に入れたのはHUAWEI nova lite 2 のブルーです。前面のフレームは黒で背面がブルーとなっています。この他にゴールドとブラックがあります。ゴールドは前面のフレームが白になっています。 また今のトレンドである18:9の比率を持つFHD+のディスプレイはさすがに有機ELほどではありませんが、普通にきれいに映ります。 裏には指紋センサーとデュアルカメラ、右側面に電源ボタンと音量ボタンがついています。
また底側面にMicro USBと3.5mmのイヤフォンジャックがついています。
Khan
左側面にはSIMスロットがあります。残念ながら2枚のSIMを挿して同時に待ち受けられるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)には対応しておらず、SIMは2枚挿せますが、1枚はGSM(海外の2G)専用なので日本国内では使えません。したがってセカンダリーSIMはmicroSDを挿してストレージを拡張するのに使います。
通りがかり
デザイン的には無難な感じ。意外と小さくて軽く感じます。
カメラの性能をチェック リアカメラ
リアカメラはデュアルカメラとなっていて被写界深度を測って一眼レフのように背景をデジタル的にぼかすワイドアパーチャ機能やポートレートモードが搭載されておりカメラアプリの上のボタンで切り替えます。アニメーション写真というのは静止画を撮影するのと同時に短い動画も撮影するモード。iPhoneのLive Photosみたいなものです。
ガジェット兄さん
↑これがリアカメラのときの設定画面(右)とモード画面(左)。 ↑屋外で晴天の下で普通に撮ったサンプル。 ↑談合坂SA。設定でウォーターマークを付けて普通に撮影。 ↑談合坂SA建物内で普通に撮影。
撮影した画像を見てみると普通にきれいに撮れていますが、若干白めな印象ですね。空の青、木々の緑、室内の赤など、あえて絵作りしていないような気がします。
ガジェット兄さん
次に気になるワイドアパーチャ効果で撮影していました。
↑花見の季節、屋外で。 ↑薄曇りの日に屋外で。
背景ボケはきれいに出ますが2枚めのサンプルように少し距離がるところにある樹の葉や花の細かいところは潰れてしまうことがあるようです。
またワイドアパーチャ効果で撮影した写真は後からピントの合う位置やボケ具合なども調節できます。なので先程のサンプルで潰れた樹の葉などはボケ具合を軽くすると使える写真になったりします。この機能はなかなか楽しいですよ。ポートレートモードは人間の顔に焦点を当てて背景をぼかすのを自動でやってくれて後からボケを調整することは出来ません。
そしてこれがナイスフードで撮影したサンプル(右)と通常撮影(左)の比較です。若干暗めの店内ですがナイスフードをオンにして撮影すると彩度が上がってコントラストが強めの美味しそうな写真が簡単に撮れます。
フロントカメラ
フロントカメラはシングルカメラでリアに比べてワイドアパーチャ機能やアニメーション写真などはありません。ポートレートモードは顔を認識して少し美顔にして背景をぼかす、と言った感じで自撮りしたい女性はもちろん男性も嬉しい機能でしょうね。
↑こちらが前面のカメラでポートレートモードで撮影したサンプル。(モザイクはコチラで入れています)シングルカメラですがちゃんと背景がボケています。美顔効果もありモデルに聞くと肌がきれいになって可愛く撮れていると好評でした。背景のボケ具合や美顔の調節は撮影前に設定して撮影後は変更できません。
妻
通りがかり
カメラはリアもフロントも使える機能が満載で説明しきれていませんが初心者でも簡単にわかるようにできていますから安心です。
ユーザーインターフェース
OSはAndroid 8.0ベースでファーウェイが独自に開発しているEMUIというユーザーインターフェイスが採用されています。ホーム画面にすべてのアイコンが表示され、ウィジェットも配置できるという画面構成で、よく考えられていて使いやすくこなれている感があります。もちろん日本語に対応しているので安心です。
また顔認証がアップデートで追加されたり、ナビゲーションバーのボタン並び替えと表示切り替え自分の好みに設定できます。またナビゲーションバーと同じ機能を持つ動かせるボタンの「ナビゲーションバー」などやりすぎじゃない?って思うくらいの機能が詰め込まれています。
また、ブルーライトをカットして目に優しい視力保護などの細かい配慮もなされているのも魅力です。個人的には3本指で画面を下にスワイプするとスクリーンショットが取れるのも地味に嬉しい。
まとめ やはり評判通りで、かなりコスパが高い、と言わざるを得ません。このスマホが18:9のディスプレイ、デュアルカメラ、といったトレンドを抑えた端末が少ない日本国内のMVNOのラインナップに並ぶということは、他社にとって大きな脅威でしょう。 個人的にはUSBがTYPE-Cで、simがデュアルシムデュアルスタンバイならいうことなしでした。 これから格安SIMを利用したい方、あるいは既に格安SIMを利用していてMNPを考えている方にはHUAWEI nova lite 2はおすすめできる端末です。また2台目や3台目、あるいはご家族用に、という方にも満足できる端末ではないでしょうか?
ガジェット兄さん
正直、国内で買えるスマートフォンの多くが世界のトレンドに追いつけていないことに愕然とします。
nova lite 2が買えるMVNO それぞれのMVNOでキャンペーンやっていたりキャッシュバックあったりするのでMVNOの評判も勘案して決めるといいですね。
Yモバイルでは現時点では扱っていませんが、B8に対応しているのでソフトバンク系のSIMとも相性はいいです。端末はAmazonで買ってsimはYモバイルってのもアリです。
通りがかり
Amazonで購入する場合 Khan
MVNOとの契約なしでも単体で購入できるようになりました。
キャリアとの契約は継続して端末だけ欲しい場合やサブで端末だけ購入したい場合はこちらからで購入できます。大体2万2千円程度です。
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