MWC2017でデビュー
ご存じの方も大勢いらっしゃるかと思いますがVerneeは去年のMWC2017でもApollo 2をデビューさせると発表していました。
See you at MWC 2017. pic.twitter.com/ivKAwNmZ31
— Vernee (@verneeglobal) January 4, 2017
2017年の1月4日にtweetされたこのVernee公式のTwitterに添付されている画像には世界で最初にHelio X30を搭載したスマートフォンがデビューすると書いてます。




Helio X30にこだわる必要があるのか?
実際にHelio X30が発表になったのは2016年9月、搭載した製品がリリースされたのは2017年の7月。ただし、今までに搭載された機種は私の知っている限りはMeizu Pro 7 の一部とMeizu Pro 7 Plusだけです。

gizmochinaの記事によるとHelio X30の評判はあまり良くなく、Meizu Pro 7 Plus以降採用を見送ったメーカーも多かったようです。 Mediatek社もハイエンド向けのXシリーズより中低価格向けのPシリーズに注力していくと表明しています。

ちなみにMeizu Pro 7 PlusのAntutuのスコアは14万点程度あり十分なスコアがありますが、3D性能が若干劣るということです。
Apolloシリーズの立ち位置を考える
Verneeの公式ページにある製品の一覧です。(2018年1月末現在) この一覧を見てわかることは製品群が4つに分かれていることです。恐らく社内ではその4つに開発チームが分かれていると考えられます。そして勝手にそれぞれのVerneeにおいての役割を考えてみました。

Thorシリーズ開発チーム:シンプルなスマホ開発
Apolloシリーズ開発チーム:フラッグシップモデル開発
Activeシリーズ開発チーム:タフネススマホあるいは新規企画
Marsシリーズ開発チーム:ミドルクラス開発
Apollo LiteのCPUはHelioX20、Apollo XもHelioX20、ApolloはHelioX25とXシリーズを順調にステップアップしています。 ところがVernee XはHelioP23とPシリーズのCPUを採用しています。 そしてこのVernee Xは公式サイトによると世界で最初にHelioP23を搭載したスマートフォンと謳われています。

ただ、APOLLOと名がつく製品はHelio Xシリーズを使うっていうApolloシリーズ開発チームのこだわりがありVernee Xという名前になったのでしょう。
MWC2018に再登場
The long awaited vernee Apollo 2 is finally coming!
— Vernee (@verneeglobal) January 3, 2018
It will be released on the MWC 2018.
Stay tuned. #vernee #apollo2 #verneeapollo2 #heliox30 #mwc2018 pic.twitter.com/7QMPJYVEJL
そして去年に続き今年もVerneeはMWC2018でApollo 2をついにお披露目するとしています。去年は動かないモックでしたが、最低でも今年は動作するものを披露してくれるはずです。多分去年とはトレンドも変わっているので大幅にデザインも変わってくると予想されます。

ただしCPUはHelioX30と据え置き。MWC2017で発表した手前、X30を搭載したApollo 2を引っ込められなかったのかもしれませんね。世界で初めてではなく、世界で2番めとなりそうです。


まとめ
Apollo 2はVerneeにおけるフラッグシップモデルとなります。Vernee Mix 2、Vernee Xとなかなかバランスの取れたスマホをリリースしているだけに期待したいですね。

