概要
XiaomiはMeituと提携してCCシリーズという自撮りに特化したどちらかと言えば女性向きのスマートフォンをリリースすることが明らかになっています。正式な発表が7月2日に北京の北京国家水泳センターで行われるとアナウンスしました。上の画像はXiaomiの公式Weiboがアップしたもの。北京の水立法で開催される、と書いてあります。
通りがかり
水立法とは英語でウォーターキューブ、北京国家水泳センターの愛称なんですって。
通りがかり
夜はこんな感じにキレイなライトアップがされるようです。
どんなスマホが発表される?
Xiaomi Mi CC9
情報によると、Xiaomi Mi CC9はASUS ZENFONE6のような3つのカメラを搭載したフリップ式のカメラモジュールを採用しています。またアンダーディスプレイ式の指紋センサーを搭載。6.38インチのAMOLEDディスプレイ、気になるチップセットはSnapdragon730であるとされています。
最近リークされた画像↑を見るとディスプレイの縁の幅も割と狭く、スッキリしたデザインになっていることが期待されます。
通りがかり
まあこの画像だけではよくわからんけどね。
Xiaomi Mi CC9e
情報によると、Xiaomi Mi CC9eは、水滴ノッチを採用。32メガピクセルの自撮り用カメラと背面にはトリプルカメラが搭載されます。CC9同様に6.38インチのAMOLEDディスプレイにアンダーディスプレイ式の指紋センサーを搭載。気になるチップセットはSnapdragon 710のようです。上のリーク画像はレンダリング画像ですが、スッキリしたデザイン、という感じですね。
ガジェット兄さん
なんとなくMi9のおしゃれ版、という風情です。
提携先のMeituとは?
日本語の公式サイトによると
2008年に設立されたMeituは、モバイルデバイス、写真と動画の編集、およびバーチャルメイクアプリを含むモバイル技術の世界的イノベーターです。 2014年に、Meitu TechnologyはA,B,Cの3ラウンドを完了させ、合計で3億6千万ドルの資金を調達し、企業評価額は2億円となりました。投資者にはInnovation Works、IDG、Qiming Venture Partners、Tiger Fund、Ce Yuan Ventures、H Capital、Foxconn、China Asset Management Co., Ltdが含まれています。 現在、Meituのアプリは世界中で11億台を超えるユニーク端末にインストールされています。
とあります。(企業評価額は2億円は恐らく2億元のまちがいかな。)女性向けの画像や動画の加工・編集アプリが中心のようです。
また中国語サイトを見ると端末も出しているようです。上の画像は中国語サイトに掲載されている最新端末のようですが、全体的にデザインがかなり女性寄りといった印象です。ちょっとゴテゴテしていて好みが分かれそうなデザインですね。
通りがかり
ハッキリいえば、お水っぽい感じ、とか。でもこれ一応Snapdragon660を搭載してるミドルレンジなんですよ。
通りがかり
dxomarkで自撮りで69ポイント獲得してます。
CCとはなに?
XiaomiのファウンダーでCEOの雷军氏のWeiboによると、CCはChic & CoolでありColorful & Creativeであるとしていますが、これはいろんな解釈ができるようです。
Confident & Consistent
Colorful & Captivating
Change & Chance
Competitive & Capable
Xiaomiの公式にはいろんなCCがあるようです。なんだかスカしてる感じですね。雷军氏のWeiboによると、この端末の開発チームはXiaomiで最も若くアート系の出身者が多いようです。全体的にナウなヤング向けといった端末のようです。
通りがかり
ふ~ん、としか。
まとめ
Xiaomiが提携先に選んだMeituは、どちらかと言えばハードウエアよりもソフトウエアが得意な感じです。提携することでお互いにどうプラスになるかは未知数です。
雷军氏のWeiboによると高度なカメラハードウェアと美容技術を組み合わせた「Xiaomi x Meitu AIエステティックラボ」といった機能が搭載されるようです。もろに女性の美顔系アプリだろうなとは予想は付きますが、北京での発表会でもそのあたりをアピールしてくれるものだろうと期待しています。デザイン的には、あまり女子女子しいのは個人的には好きではありませんが、マーケティング的にはそちらに振り切れてみるのも面白そうです。
雷军氏のWeiboによると高度なカメラハードウェアと美容技術を組み合わせた「Xiaomi x Meitu AIエステティックラボ」といった機能が搭載されるようです。もろに女性の美顔系アプリだろうなとは予想は付きますが、北京での発表会でもそのあたりをアピールしてくれるものだろうと期待しています。デザイン的には、あまり女子女子しいのは個人的には好きではありませんが、マーケティング的にはそちらに振り切れてみるのも面白そうです。
通りがかり
こちらからは以上です。