概要
Global Developer Service Alliance(GDSA)
報道によると
XiaomiとOPPO、 Vivo、Huaweiの4社は、Global Developer Service Alliance(GDSA)と呼ばれるプラットフォームでグーグルプレイストアが独占している状態を解消したいと考えている、
としています。
4社はグーグルのサービスが使えない中国国内においては自社の端末に自社のアプリストアのエコシステムを構築しています。
彼らはそのエコシステムを中国国外でも回したいと考えていますが、それぞれのプレイストアに海外のデベロッパーがアプリ登録するのは非常に手間がかかります。
このGDSAはワンストップですべてのアプリストアに同時に登録できるという、海外のデベロッパー向けのサービスです。
GMSAの公式サイトには
と説明しています。
ただし、GDSAの公式サイトを見ると確かにXiaomiとOPPO、 Vivoの名前はありますが、現時点ではHuaweiは正式メンバーには入っていないようです。
Huaweiは参加する?
Xiaomiの担当者は
このサービスとGoogle Playストアの間の利益相反はありません。
とあったようです。
まとめ
動作チェックはもちろん、コンプライアンス的なことやプラットフォーマーの規約やOSや開発環境のアップデートでできていたことが急にできなくなったり、プラットフォーマー側の検証が予想以上に長かったりして、予定したリリース日までに合格するかどうかヤキモキしたり、大変だったなという記憶しかありません。
インドや東南アジア、ロシアではXiaomi、OPPO、およびVivoの端末を多くの人が使っています。
その端末に向けたアプリストアにワンストップで申請できるなら、その地域のデベロッパーである程度体力があるところはこのアライアンスに乗る可能性は結構ありそうな気がします。
Xiaomi、OPPO、Vivoにとってみれば、HuaweiのようにGMSが使えなくなるかもしれない未来への備えの意味もあるのかもしれません。
結局、プラットフォーマーが一番強いんですよね。