概要
中国のスマートフォン・メーカーXiaomi がRedmi Note シリーズの最新機種、Redmi Note 6 Pro をリリースしたようです。このスマホは現時点で大々的な発表はありませんが、既に一部のECサイトには登場し、最初からグローバル版対応していることから、中国国内よりも海外向けの端末のようです。また以前、インドで発表したRedmi Note 5 Pro はその後に若干の仕様を変えて中国国内でRedmi Note 5 としてリリースされてこともあり、このあとの展開も個人的には気になるところです。
Xiaomi Redmi Note 6 Proのスペックレビュー ディスプレイ :6.26インチ 2280 x 1080CPU :Qualcomm Snapdragon 636 1.8GHz,Octa CoreRAM+ROM :3GB RAM 32GB ROM / 4GB RAM 64GB ROMOS :MIUI 9SIM :Dual Nano SIM,Micro SIM Cardリアカメラ :12.0MP + 5.0MPフロントカメラ :20.0MP + 2.0MPセンサー :Accelerometer,Ambient Light Sensor,E-Compass,Gyroscope,Hall Sensor,Infrared Radiation,Proximity Sensorサイズ :寸法:157.9 x 76.3 x 8.2 mm; 重さ: 182gコネクティビティ :1 x Nano SIM Card Slot,3.5mm Audio Out Port,Micophone,Micro USB Slot,Nano SIM / Micro SD Slotネットワーク : 2G:GSM 1800MHz,GSM 1900MHz,GSM 850MHz,GSM 900MHz 3G:WCDMA: B1 / 2 / 4 / 5 / 8 4G:FDD-LTE: B1 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 20 4G:TD-LTE: B38 / 40バッテリー :4000mAh ドコモ系sim :LTE/3Gともプラチナバンドには非対応。○ 4G LTEのB1とB3、3Gの1のみに対応。都市部では普通に使えます。
ソフトバンク・ワイモバイル系sim:LTE/3Gとも必須バンドに対応。◎ 4G LTEはメインバンドのB1、B3、プラチナバンドのB8に対応。 3GもB1とB8にに対応。
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同じようなネットワーク設定のMi A1をドコモ系のsimで使ってましたが都内で普通に使えてましたよ。
パフォーマンス
kimovil.com によるとXiaomi Redmi Note 6 Pro のAntutuのスコアは115991 となっています。Snapdragon 636 を搭載していることからもミッド・ハイレンジのスマートフォンと言えるでしょう。 この性能であればLINEやメール、SNSはもちろんWEB閲覧やYoutubeなどの動画の視聴からゲームまで快適に利用できますね。
外観
Xiaomi Redmi Note 6 Pro は ブラック、ピンク、デニムブルー の3色が用意されています。 ディスプレイは6.26インチIPS LCDディスプレイで、18:9のアスペクト比、2160×1080ピクセルのFHD+は86%の占有率となっており、全体的に最近のトレンドに則ったXiaomiらしいシンプルなデザインとなっています。
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Khan
Redmi Note 5が5.99インチなのでディスプレイが少し大きくなったのね。
カメラ
Xiaomi Redmi Note 6 Pro のカメラは前後ともにデュアルカメラを搭載、すなわちクアッドカメラということになります。
背面のカメラは12.0MP + 5.0MP のAIデュアルカメラ。mxphoneさん のTweetによると27カテゴリー、206シーンを判別し、最適化するようです。
また、フロントのカメラも20.0MP + 2.0MPのAIデュアルカメラ。20.0MPのメインカメラはsuperpixelとなっておりセンサーの画素あたりのサイズが大きく明るいきれいな写真が撮れるようです。また、顔認証にも対応しています。
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このあたりはXiaomiのカメラの定番のシステムで安定感さえ感じます。
バッテリー Redmi Note 6 Pro には大容量の4000mAhバッテリーが採用されています。最大34時間の音楽再生、最大6時間のゲーム、フルHDビデオを最大8.5時間。最大19時間の通話ができ、2日の待受が可能です。
2018年9月28日追記
mxphone さんのTweetはタイで開催されているMOBILE EXPO 2018 の中での発表会(割とこじんまりとしてる感あふれますが、、)の様子をリアルタイムでつぶやいておられたもののようです。その内容が記事になっているのが上のリンクです。タイ語はさっぱりわかりませんが、現時点では、タイの公式サイトには新製品としてはまだアップされておらずコミュニティに情報がアップされています。写真サンプルは下のような感じで、安定のXiaomi品質ですね。
source
動画 VIDEO
VIDEO
既に動画がインド系とおもわれるYoutuber にアップされています。恐らくプロモーション目的でメーカー、あるいはECサイトから渡った案件ではないかと思われます。
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Redmi Note 5との比較(2018年9月28日追記) また、前機種であるRedmi Note 5との比較の図も先程のコミュニティにありました。
ディスプレイがノッチを採用したために縦横比が19:9となりインチ数も増えています。またカメラが前後ともにデュアルカメラになりAI化しています。
スペック的には本体のサイズは Redmi Note 5 が158.6 x 75.4 x 8.1 mm 、 Redmi Note 6 Pro が157.9 x 76.4 x 8.2 mm となっています。
このことから本体の縦は少し縮んで、横と暑さが少し増えた、と言えるでしょう。というか、あまり変わっていない。
重さはサイトによって違う情報があったりするので書きませんが、ほぼほぼ同じくらいでだいたい180グラム前後が本当のところではないかと思われます。(スペック表の重さはGearbestのもので160グラムとありますが、軽すぎる疑惑、、)
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5.99インチから6.26インチになると、かなり大きくなった印象を受けますが、そんなこたぁねえ、ということですね。
実機レビュー(2018年10月14日追記) ガジェット兄さん
結構コスパが高いなと気になったので購入しました。結論から言うとかなりコスパが高くて良いです。それほどガシガシゲームに使うとかではないなら全然満足すると思いますよ。
外観
Redmi Note 6 Pro の箱はオレンジ色で鮮やかです。多少輸送で箱が凸凹するのはいつものことなので気にしません。
中に入っているのはRedmi Note 6 Pro 端末本体と充電器、simピン、USBケーブル、透明なケース。説明書は英語でした。ちなみにカラーバリエーションはRose Gold です。赤も近々出るようです。
重さをはかると182グラム 。Gearbest のスペックでは160グラムとなっていますがBanggood では182グラムとなっていますね。軽くはないけどサイズ感と合わせて手にしっくりきます。
Mi Mix 2S と並べてみました。右がRedmi Note 6 Pro です。ディスプレイが大きく縦にちょっとだけ長いです。
起動すると、こんな感じです。MIUI はバージョン9です。
フロント側にもカメラが2つあるデュアルカメラであることがわかります。
背面には左上にカメラが2つデュアルカメラが縦に並び、中央に指紋センサーが配置されています。Simスロットは左側面上側にあり、USBはMicro USB となっています。
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質感はさすがのXiaomiクオリティで安定感があります。
ANTUTUの実測値
ANTUTU の実測値は117171 となりました。kimovil.com によるAntutuのスコアは115991 となっていますが、若干上回った感じですね。まあこれはその時の温度やメモリー容量でも若干変わるものなので想定内の数値です。Snapdragon 636 を搭載しておりミッド・ハイレンジのスマートフォンと言えるでしょう。
カメラ インターフェース
Redmi Note 6 Pro のカメラアプリのインターフェースは上のようです。左がリアカメラで右がフロントカメラです。どちらも、ほぼインターフェースは同じでフロントカメラには美顔AIのアイコン(マルの中に★)があり、美顔の程度が5段階で選べたり、小顔にしたりすることが出来ます。
ちなみにこれがフロント側のカメラで自撮りしたもの。ポートレードモードで美顔AIは5段階で最大に効かせています。あまり詳しくは言えませんがかなり効果がある、と思います。
ガジェット兄さん
写真サンプル(フォトショップで縮小したものです)
いつものペコちゃんとルービックキューブ。
神社の灯籠をポートレートモードで撮ると背景がいい感じでボケます。
曇りがちでしたが花もきれいに。かなりビビッドな感じになりました。
個人的に一番よく使うと思うのが料理の写真。AIカメラで自動的に最適化してくれてとても美味しそうです。
夜の街、新宿。もっと暗く映るかなと思ったけど予想以上に綺麗で、少し驚きました。
新宿ゴールデン街。
かなり暗いバーで。もっとノイジーになるかと思いましたが、これなら良いよね。
誰から誰に対するメッセージなんでしょうね。さすがゴールデン街。といささか主旨から離れてしまいました。
動画の手ぶれ補正を試してみた VIDEO
50秒位からです。結構手ぶれ補正が効いている気がしますね。あまり私は動画とらないけど、良さそうです。
ガジェット兄さん
この価格でこのカメラのクオリティなら、もうこれで良いんじゃない?と思っちゃいます。もう少しレビューのために触りますが、その後は嫁スマホに昇格予定です。
価格比較(2018年12月15日更新) Gearbest Banggood Picture 商品リンク 価格($) クーポン 期限 B8対応 Xiaomi Redmi Note 6 Pro Global Version 3GB RAM 32GB ROM $165.89 12BGN6CL2 2018-12-31 B8対応 Xiaomi Redmi Note 6 Pro Global Version 4GB RAM 64GB ROM $195.73 BGR6CL3 2018-12-31
Banggood★Redmi Note 6 Proセール セールは終了しました。
期間:10月15日まで Xiaomi Redmi Note 6 Pro(3GB RAM 32GB ROM)が179.99ドル Xiaomi Redmi Note 6 Pro(4GB RAM 64GB ROM)が218.99ドル
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さらに、Xiaomi Redmi Note 6 Pro(3GB RAM 32GB ROM) とXiaomi Mi band 3(International Version) を同時に買うとXiaomi Mi band 3が通常32.99ドルのところ26.99ドルと、少しお安くなるなる抱き合わせセールwも実施中です。
Xiaomi Redmi Note 6 Pro(3GB RAM 32GB ROM) の販売ページの左下① のところをUnbeatable Package を選んで、右下の② のAdd To Cart をクリックするとこの抱き合わせ商法を利用して安く買うことが可能です。
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ちょいとわかりにくですね。数に限りはありますからね。
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まとめ まだあまり情報が出ていないうちからいろんなECサイトに登場したXiaomi Redmi Note 6 Pro ですが、Redmi Note 5 とおなじCPUであるSnapdragon636を採用したり、USBをMICROにしたりしてコストを削ってはいますが、全体的にはXiaomiらしい安定したコスパが高いスマートフォンに仕上がっているのではないでしょうか?最初からグローバル版で日本語で使えるのも嬉しいですね。また情報が入りましたら追記していきますね。
ガジェット兄さん
かなり気に入りました。外観的に取り立てて特徴はありませんがXiaomiクオリティでコスパは抜群です。
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