わたし
友人のTさんからの寄稿です。アマゾンで買ったデジタルカメラ双眼鏡のレビューです。
Tさん
YouTube動画
デジカメ双眼鏡を買いました
双眼鏡にデジカメ機能が付いて、遠方の景色をそのまま静止画撮影、動画撮影できるという商品を買いました。どこで作られた商品なのか定かではありませんが同じデザインの商品があちこちのネットショップで売られている様子から中国製ではないかと思います。
Tさん
あやしい商品ですよね。「ダメ元」で買いました。使えなかったらまた返品します。
Aning 2 LCDディスプレイ双眼鏡 デジタルカメラ望遠鏡 12x325MP+8GB 無料で TFカード メモリー付属 を撮影録画 バードウォッチング コンサート サッカーゲーム ハイキングなど用 価格は¥9,800〜¥20,000くらい(最高値¥62,661?!)とまちまちでしたが今回はアマゾンのAningというショップで購入。決め手は「フルHD」と「8GBメモリー付属」が明記されていたから。最安値の商品はどう見ても同じ商品に見えるんだけど説明をよくみると??という部分もあり(まぁよくある事だけど)数百円の違いなのでこちらにした訳です。
Tさん
この商品、アマゾンのレビューはあまり参考になりませんよ。なんとなく変な日本語のレビューが多いんですよね。
パッケージ内容は、デジカメ双眼鏡本体、ネックストラップ、8GBマイクロSDカード、USBケーブル、クリーニングクロス、英語の説明書。 全体的に安っぽいです。とくに液晶外面のヒンジ部分やボタン類など下手に扱えばすぐに壊れてしまいそうです。
デジタルカメラ双眼鏡の詳細
正面にレンズが3枚、左右の大きいレンズは双眼鏡(肉眼)用32mm対物レンズ。中央がデジカメ用で6mmくらいの大きさです。
本体上部を開くと2インチの液晶画面と大ボタンが4つ。それぞれ電源ボタン、選択ボタン2つ、メニューボタンとなっています。
電源ボタンの上の小さなボタンは説明書によると「Reset」ボタンとのことです。本体中央にピント用つまみ(双眼鏡のピント。デジカメのフォーカスはありません)。
さらに手前側に2つのボタン、モード切り替えボタンと撮影/決定ボタンとなっています。接眼レンズの右側には視力差を調整する機能があります。
電源はリチウムイオン電池とのことでUSBで充電して使います。
メニュー画面は日本語(設定で10言語対応)で割とわかりやすいです。ただ操作性はよくありません。選択ボタンと決定ボタンが離れていていちいち持ち直す必要があります。
設定メニューに「バージョン」という項目があり『FS608 Techonlogy』とあります。この商品はFS608という品番なのでしょう。
Tさん
よくみると"Techonlogy"スペルが間違えてます。これじゃ「テチョンロジー」ですよ
実際に撮影してみた
iPhoneで撮影した写真
デジタルカメラ双眼鏡で撮影した写真(1倍)
デジタルズーム(4倍)
こう見比べるとかなり高倍率です。
実際双眼鏡で覗くともっと倍率が高く視野が狭い印象です。写真自体の画素数は多くても像は荒いですね。デジタルズームで4倍まで拡大できますがコチラは全く使いものになりません。動画も似たような印象ですが、動画になると像の荒さより手ブレの方が気になります。
さらに音声も記録できますが音量がとても小さいです。マイクがどこにあるのかわかりませんが本体を操作するボタン音だけは大きく入っていました。YouTube動画では素材のままでは声が聞こえなくなってしまったのでかなり音量を大きく補正しています。
一部の商品レビューで「双眼鏡の像とデジカメの像がずれる」という書き込みがあり心配していましたが、今回試した結果では文句を言うほどずれてはいませんでした。
本体を三脚に固定して接眼レンズにiPhoneを取り付けて力が加えると、本体の剛性が足らず光軸がずれて感じることもありましたが、手持ちで撮影したときは概ね見えている範囲は撮影できていました。心配していたほどではなくてホッとしています。
Tさん
高倍率=高性能ではないですね。視野が狭くて見辛いです。半分くらいの倍率でいいから音声をもうすこしちゃんと録れたら良かったな。
この製品「1万円なら買う!」という方は少ないかもしれません。トータルで言うと45/100点くらいかな。これが活用できそうなシーンってあまり思い浮かばないですが、それでも個人的には面白いオモチャを買ったと満足してます。また暇な時にいろいろ撮影してみたいと思います。
まとめ
Tさん
デジタルカメラ双眼鏡 12x32 (FS608)は、思っていたよりダメダメではありませんでした。でもオススメはしませ〜ん。 こちらからは以上です。