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概要
Elephoneが2018年12月に新しいスマートフォンElephone A5をリリースしました。先日からプレセールが開始されている記事は書きました。
今回はGearbestさんよりElephone A5をご提供いただきましたので実機レビューをしたいと思います。
今回はGearbestさんよりElephone A5をご提供いただきましたので実機レビューをしたいと思います。
Elephoneとは?
Elephoneの公式サイトによると、 と若干自画自賛気味の自社の紹介文をアップしています。
2006年に設立され、深セン市、広東省、中国に本社を置くElephone通信技術有限公司は、最も有望な中国のスマートフォンの生産者の一つです。Elephoneは、ハイエンドのスマートフォンを開発し、グローバルな顧客に手頃な価格で提供することを約束してきました。
Elephone A5のおもなスペック
- ディスプレイ:6.18インチ 18.7:9 , 2246 x 1080 Pixel Screen
- CPU:Mediatek Helio P60(MT6771) Octa Core 2.0GHz
- RAM+ROM:4GB+64GB/6GB+128GB Max. Extension Supported: 512G
- OS:Android 8.1 (Android 9.0FOTA later)
- SIM:Dual Nano SIM
- リアカメラ:12MP+5MP+0.3MP
- フロントカメラ: 20MP+2MP Video recording resolution: Front HD/Rear FHD
- センサー: Ambient Light Sensor,E-Compass,Gravity Sensor,Gyroscope,Hall Sensor,Proximity Sensor
- サイズ:寸法:15.50 x 7.55 x 0.81 cm; 重さ:200g
- コネクティビティ:3.5mm ヘッドフォンジャック,Nano SIM/TF Card Slot,,USB Type-C
- ネットワーク:
WIFI: 2.4G/5G WiFi,802.11b/g/n/ac wireless internet
Wireless Connectivity: 2.4GHz/5GHz WiFi,3G,4G,Bluetooth 4.2,CDMA,GPS,GSM,WiFi
GSM:B2/B3/B5/B8 (1900/1800/850/900)
WCDMA:B1/B5/B8 (2100/850/900)
TD-SCDMA:B34/B39 (2100/1900)
CDMA: BC0 (800)
FDD-LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B20/B28ab (2100/1800/850/2600/900/800/700)
TDD-LTE:B38/B39/B40/B41(2600/1900/2300/2500) - バッテリー: 4000mAh
ネットワークの対応は?
Elephone A5は技適を取得していません。以下の内容は日本国内での使用を推奨するものではありません。
ドコモ系SIMでつかえる?
ドコモ系sim:LTE/3Gともプラチナバンドには非対応。○
4G LTEのB1とB3、3Gの1のみに対応。都市部では普通に使えます。
ソフトバンク系SIMでつかえる?
ソフトバンク・ワイモバイル系sim:LTE/3Gともフル対応で◎
4G LTEはメインバンドのB1、B3、プラチナバンドのB8にフル対応。 3GもB1とB8ににフル対応。
4G LTEはメインバンドのB1、B3、プラチナバンドのB8にフル対応。 3GもB1とB8ににフル対応。
au系SIMでつかえる?
やめたほうが良さそうです。
通りがかり
同じようなバンド構成のスマホをドコモ系のSimで使っていましたが、都市部であれば普通に使えました。ソフトバンク系だとバッチリです。
Elephone A5を開封
箱は、白い下地に赤いメタリック調の文字やロゴが印刷されている、結構シンプルなもの。
裏にはスペックの概要が表示されています。
内容物は、スマートフォン本体、透明なケース、充電器、USBケーブル、simピンと説明書(英語)です。スマートフォンには最初から保護シールが貼られていました。
とりあえず起動するとちゃんと日本語にも対応しています。
外観
前面
ディスプレイはノッチがついているタイプ。角が丸くてちょっと顎の部分がある、まあ、こうなるよね、というデザインです。
右サイドにはボリュームボタンと電源ボタン、そしてその下に指紋センサーが搭載されています。
通りがかり
背面でも前面でもなく側面にセンサー。
端末の上部には3.5mmのヘッドフォンジャック。
下の側面にはUSB(TYPE-C)が搭載。
Simのスロットは端末左側面にあります。
通りがかり
あるべきところに全てある、と言った感じですね。。
背面
背面のカラーはtwilightです。紫からブルーへのグラデーションが美しい。
カメラは左上部に縦に3つ並んでおりその下にLEDフラッシュが配置しています。
他機種との比較
上の写真は左から、Elephone U pro、Elephone A5、Umidigi Z2 pro、Umidigi One Pro、の背面となっています。光の加減で見え方が変わるのですが、どれもきれいです。Elephone A5はグラデーションの方向が横なのが新鮮です。
Chris
まあ、外観は今どきでかっこいいよね。
全体的なUI
上の画像左がホーム画面です。画面の下からほかのアイコンを引っ張り上げるようなインターフェースです。設定やカメラなどのアイコンデザインはElephoneの独自のものを使っているようです。
重さの実測
重量を測定すると200.5グラム。ほぼ公称値です。6インチ超えるとそこそこ重量がありますね。
ANTUTUのスコア
Antutuの実測値は132552となりました。
先日書いた記事の中でのgizchina.comのリーク情報でも似たような値でした。これはミドルレンジクラスのスマートフォンと言えるでしょう。この性能であればLINEやメール、SNSはもちろんWEB閲覧やYoutubeなどの動画の視聴などは普通に快適に使えます。ゲームもかなりハードなゲームでなければ普通に遊べるでしょうね。
先日書いた記事の中でのgizchina.comのリーク情報でも似たような値でした。これはミドルレンジクラスのスマートフォンと言えるでしょう。この性能であればLINEやメール、SNSはもちろんWEB閲覧やYoutubeなどの動画の視聴などは普通に快適に使えます。ゲームもかなりハードなゲームでなければ普通に遊べるでしょうね。
実際に対応バンドを調べてみる
Elephone A5はMediatekのチップセットを搭載してるのでエンジニアリングモードで対応バンドを調べてみました。隠れB19を期待しましたが、スペック通りの対応バンドでした。
カメラの性能をチェック
通りがかり
Elephone A5はやはり5カメラが特徴なだけあってその性能が気になります。
リアカメラ
背面のリアカメラは12MP+5MP+0.3MPのトリプルカメラです。メインのセンサーの解像度は12MPですが、感光ユニットはその倍ある12×2 MP(2400万個の感光ユニット)のカメラを採用しています。これは、2つの感光ユニットが1画素を構成し、1画素あたり測光エリアが1.28μmと大きく感度が高いことを意味します。
リアカメラのUIは上の写真のようになっています。モードとして動画、パノラマ、画像(普通の写真)、ステレオ(背景ボケモード)、Mono(白黒)、Advanced(感度や明るさの設定が可能)が用意されています。上の写真ではステレオモードで撮影しています。絞りを開放する(F値を小さくする)とボケ具合が増えていきます。
左が手前、右が奥にフォーカスしてステレオモードで撮影しました。ちゃんとボケが出来ていますね。
ステレオモードで撮影した写真はギャラリーでは上のように花が箱に入ったようなアイコンが付いていて区別されます。
このステレオモードの画像を選ぶと上の左のように画像下に3つアイコンが表示されます。
左の鉛筆が編集、真ん中の花のアイコンが再フォーカス、右のアイコンが3Dとなっています。
編集ではコントラストなどが設定できます。
3Dは写真を触ると画像がぐにょっと動くのですが、あまり役に立ちそうにないモードかも知れません。
真ん中の再フォーカスを選ぶと上の右のようになり、フォーカスの位置と絞り(ボケ具合)を再調整できます。
左の鉛筆が編集、真ん中の花のアイコンが再フォーカス、右のアイコンが3Dとなっています。
編集ではコントラストなどが設定できます。
3Dは写真を触ると画像がぐにょっと動くのですが、あまり役に立ちそうにないモードかも知れません。
真ん中の再フォーカスを選ぶと上の右のようになり、フォーカスの位置と絞り(ボケ具合)を再調整できます。
通りがかり
フォーカスの位置を変えられるのはHuaweiとかでもやってますよね。
上の画像は左がステレオモードで右が画像(普通の写真)の比較。まあ頑張ってるかな。ただ、複雑な枝葉であるとか細かい模様などはうまくボケないときもあるようです。
フロントカメラ
フロントカメラは20MP+2MPのデュアルカメラとなっています。その実力が気になります。
フロントカメラの場合、ステレオモードとパノラマモードがなくなり動画、画像、Mono(白黒)、Advancedの4つのモードになってしまいます。なので普通に自撮りをするときは画像モードで撮影することになります。
自撮りしてみると、自然な背景ボケは出来ます。これはAI的な処理をしているのか、よくわかりませんがもう少し検証してみます。
わたし
人相が怪しいので自主規制。
画像サンプル
わたし
もう少し晴れた日にも撮影してみますね。
Chris
夜景はまた撮影してアップしますね。
動画
Chris
晴れた日に撮影してから手ブレ防止機能などを検証します。
通りがかり
約一分でわかるように動画を作りました。手ぶれ補正は48秒あたりです。少し効いているようですね。
カメラを触っていて気になったこと
撮影した画像を再フォーカスするときギャラリーアプリから操作するのですが、たまに再フォーカス選ぶとギャラリーアプリが止まってしまうことがあります。これはなるべく早くアップデートで修正して欲しいですね。またフロントカメラはせっかくデュアルなのでステレオモード(背景ボケ)がないのが残念ですね。
指紋認証センサーと顔認証
画面をアンロックするのには指紋認証センサーと顔認証の2つの方法が使えます。指紋センサーが側面にあり指との接地面が少ないので同じ指でいくつか登録しました。顔認証もあわせて使っていますがアンロックは今の所すばやく機能してくれています。
EUとOther Area
Elephone A5にはEU版とOther Area版の2つのバージョンがあります。特に対応バンドが違うわけでもないのにな、と思っていましたが、上の件が関連あるのでは?と勘ぐっています。
Chris
そうなんかな。
Elephone A5を購入する
EU加盟国以外に在住の方はOther Areaをお選びください。
Picture | 商品リンク | 価格($) | クーポン | 期限 |
B8対応Elephone A5 4GB RAM 64GB ROM TWILIGHT OTHER AREA 6GB RAM 128GB ROM | $199.99 | フラッシュセール | 12月15日 |
まとめ
端末のグラデーションが美しく、使っていて楽しい端末です。まだ、あまり触っていませんが200ドル程度の端末にしてはなかなか頑張ってるのではないでしょうか。ただもう少しカメラアプリの精度が上がると嬉しいですね。もう少し検証して情報を更新します。
通りがかり
こちらからは以上です。