Moto Razr★モトローラの折りたたみ式スマートフォンは年内登場らしいけどSnapdragon710で1500ドルは高くない？

今年（2019年）の春、折りたたみ式のスマートフォンの話題が結構賑わっていたあの頃。
まだSamsungのGalaxy FoldやHuawei Mate Xの不具合が出る前でした。
その頃にlenovoの子会社であるモトローラも折りたたみ式のスマートフォンをリリースするといったニュースがありました。
予定では今年の夏頃と言われていましたが、まだ出ていません。頓挫したのか？いいえ、そういう訳ではないようです。

ネット系メディアのCNETによると折り畳み式のMoto Razrは健在で、2019年が終了する前にリリースされるとのこと。遅れた理由は不明ですが恐らくSamsung Galaxy FoldとHuawei Mate Xが起こした不具合を見て慎重になったのではと言われています。

モトローラのオリジナルのRazrは最も有名なブランドの1つであり成功を収めました。
超薄型の携帯電話は、Cingular Wireless（現在のAT＆T）専用の携帯電話として、当時では破格の500ドルでした。2004年のデビューから2年以内に5,000万台以上を販売し、歴史上最も人気のある携帯電話の1つです。
特にアメリカにおいては、2008年7～9月期にiPhone 3Gに抜かれるまで、3年間にわたり販売台数1位を保ち続ていた。
しかし、モトローラはRazrの成功を利用できず、トレンドがスマートフォンに変わっていったときにRAZRに代わる製品を開発できなかったため、極度の業績不振に陥り大幅な赤字を記録するようになった。
モトローラはGoogle は2012年に買われ、2年後に中国企業であるLenovoに転売されている。

Moto RAZR のスペックはチップセットにQualcomm Snapdragon 710を搭載し6.2インチ（2142 x 876）の折り畳める有機ELディスプレイを採用し、メモリー構成は4GB / 6GB RAM + 128GB ROMであると言われています。また噂では価格が1500ドルとも言われています。

モトローラは昔のマイクロタックというガラケーの時代から折りたたみ式の携帯電話のなんとなくカブトガニみたいなデザインが特徴的で印象にあります。ガラケー時代は日本の携帯のほうが高機能で海外の携帯には関心がなかったのであまり知りませんでした。でもRazrは日本でも売っていて、同僚が持っていました。ブラッド・ピットも使ってるとか言ってたけど、ほんとかな。とにかく欧米では大人気だったようです。
そういう意味ではブランド力があるのでモトローラとしては利用したいでしょうね。ただSnapdragon710で1500ドルだったら高すぎない？