電子タバコのアトマイザーコイルは消耗品です。リキッドを気化しているとコイルやウィックが汚れたり焦げたりしてリキッド本来の風味が損なわれイガイガになってきます。
先日、HiLIQの送料無料キャンペーンでリキッドを一気に12種類取り寄せました。
もしかしてアトマイザーいっちゃったかな?ダメならどうせ捨てるしかないので思い切って分解してみようと。成功したらラッキーってことでね。
※以下の内容は正規の使用法ではなく事故や体調不良等が発生しても一切の責任は負えません。レビューの内容は個人の感想です。
準備したもの
分解洗浄するアトマイザー
前々回「プルーム・テックその4 プルーム・テックは電子タバコに改造できるか?やってみた」で取り上げたアトマイザーです。約1ヶ月、毎日よく使いました。でも1ヶ月足らずで死ぬとかなり残念です。
【プルーム・テックその4】プルーム・テックは電子タバコに改造出来るのか?やってみた。
コットン
百均で買った「天然コットン100%」の化粧用脱脂綿です。コイルのウィックに使います。
BE901マニュアルUSBパススルー
8年前に購入した901系のパススルー(USB電源で直接アトマイザーに給電するパーツ)です。プルームテックと互換性があります。 このほかにペンチ、ハサミ、ピンセットなど
アトマイザーを分解する
アトマイザーからコイルを外します。 コイルのキャップをペンチで開けます。かなり固いですが開けられます。
ウィックを取っていきます。使われていたのはファイバーウィックでした。
コイルがとても汚れていたので急遽「ドライバーン」をすることにしました。「Dry Burn」つまり裸のコイルに通電して写真のように高温状態にして汚れを炭になるまで焼いて浄化する方法です。アトマイザーの空焚きです。 たまたま901系のマニュアルUSBパススルーを持っていたので大成功しました。ほんの一瞬ボタンを押すだけで電球のように発光します。コイルが焼き切れないように慎重に何度か焼いてみます。
ウィックを巻き直す
コイルにウィックを通します。コットンを少し引き抜いてねじり、細いこより状にしてコイルの中を通します。はみ出した部分は切り落とします。
ここでウィックにリキッドを垂らしてミストが出るかテストします。コイルがリキッドに満たされているので通電しても発光せずにミストが出ました。これなら問題ないようです。
コイルの上にもう1本コットンを重ねて置き、蓋をもどしてはみ出したウィックをカットします。
😏AmazonとGearbestのVape&プルームテック関連セール情報のまとめ
スーパークリーニング完成!
なんとか無事にリフレッシュ作業完了しました。
実は1度、コイルの上に重ねた2本目のウィックの量が多すぎてドローは重くリキッドは常にじゅるじゅる音を立てるようになってしまって、再度開けて写真の量に調整したところドローが戻りじゅるじゅるもなくなりました。それにしてもパーツが小さすぎて作業は大変でした。構造は基本的にVAPE用のアトマイザーと同じなので「最近流行りの『手巻きコイル』とかもできちゃったりして〜♪」と呑気に構えてましたがまず無理ですね。というか今回のクリーニング中もくしゃみ一つで全て台無しになりそうで、運が良かったと言わざるをえませんね。それでも今回のような作業ができるようになったのも製品としての進化ですよね。初期の電子タバコのアトマイザーはリキッドのタンクは無く、スポンジにリキッドを吸わせたカートリッジをアトマイザーのスチールウールのようなコイルに押し当ててリキッドを供給していました。クリーニングはクエン酸だのセスキ酸ソーダだので汚れを洗い流すしか手はありませんでしたからね。
プルームテックの純正カートリッジはこのタイプの次に登場した、アトマイザーとカートリッジが一体になっている「カトマイザー」というタイプなんです。
カトマイザーは液漏れはほぼなし、コイルもいつも新しいのでとても扱いが楽ですが基本1回きりの使い捨てなので当時はリピートすることはありませんでした。プルームテックはたばこカプセル買うと付いてくるので向いてますよね。まあカプセル使い切る前にリキッドが切れちゃうと悪評も高いですがまあ手間いらずじゃないと売り物にならないですからね。
未成年者の喫煙は法律で禁じられています。タバコは20歳になってから。