スマートフォン

Huawei(ファーウェイ)が折りたたみ式スマートフォンHuawei Mate Xを発表。イベントの様子をキャプチャ画像を振り返り、スペックを見てみる。

概要

先日の記事にも書いたとおり、Huawei(ファーウェイ)が、世界最大級のモバイル展示会MWC2019の開幕日の前日に、スペイン・バルセロナにて自社イベントを開催し、フォルダブル(折りたたみ)型の5GスマートフォンHuawei Mate Xを発表しました。その様子はライブ配信されてみることが出来ますが、ここではキャプチャ画像でその様子を振り返ってみたいと思います。

発表会の様子

プレゼンターは?

プレゼンターはHuaweiのコンシューマビジネスCEOのYu Chengdong氏。HuaweiのプロフィールによるとYu氏(以下Yu氏)は1969年生まれ。西安市の西北工業大学を卒業後、北京市にある清華大学で修士号を取得。Huaweiには1993年に入社とあります。
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ってことは、24歳で入社なので修士卒ですぐHuaweiに入社した可能性が高いですね。叩き上げかな。
ガジェット兄さん
英語もネイティブっぽくなくて聞き取りやすいかな。

ちなみに、清華大学はWikipediaによると、

大学評価の世界的指標であるタイムズ・ハイアー・エデュケーションによる「世界大学ランキング 2017-2018」では、北京大学に次ぐ30位である。USニューズ&ワールド・レポートの大学ランキングでは、マサチューセッツ工科大学(MIT)を抑えて工学系の世界1位となった。また2019年版のタイムズ・ハイアー・エデュケーションの発表において世界22位、アジアで1位となった。

とあり、かなり優秀な人のようですね。

前半はHuaweiの状況やHuaweiのフルスクリーンノートブック、MateBook X Proの紹介の後にいよいよHuawei Mate Xの紹介が始まります。

Huawei Mate X登場

最初にプロモーション用の動画が流れ、Yu氏の手にHuawei Mate Xの実物が。折りたたむとベゼルレスフルスクリーンスマホのよう。そして広げると8インチのタブレットのように。Yu氏は自慢げに見せています。

デザイン、ディスプレイのサイズなどの優位性を強調

ディスプレイはFoldable Fullview Displayと名付けられ、閉じたときは前面が6.6インチ、背面が6.38インチ、開くと8インチとなります。閉じた時のサイズ比較をiPhoneXs MaxGalaxy Foldと比較。他社よりサイズが大きいことをアピール。

Falcon Wing Design

ディスプレイを開くとGalaxy Foldのようなノッチはありません。また、折り曲げるヒンジ部分の機構も複雑だが洗練された技術Falcon Wing Designで、折り曲げた時のギャップなく、美しい。このヒンジ部分には100以上の部品を使っており特許を取得しているようです。

薄さは11ミリ、そして持ちやすい

Falcon Wing Designのおかげで折りたたんだ時の薄さは11ミリ。また人間工学的に考えられたデザインで非常に持ちやすい。
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カメラやUSB端子が乗っている部分が厚くなっており、そこを持つといい感じ、っていう。
また、開いた8インチのディスプレイを左右2つのディスプレイとして使うことも出来、マルチタスクや異なるウェブサイトを閲覧したりもできる。

ライカレンズ

カメラはトリプルカメラを搭載。Leicaと共同開発(CO-ENGINEERED WITH LEICAとあります)したもの。新しいライカレンズを採用とのこと。遠景の撮影や、相手に確認させながらのポートレート撮影も出来ます。
ガジェット兄さん
ここで、Yu氏が観客に向けて撮影をしてました。
カラーはインターステラーブルー(星間のブルー?)、また防護用ケースも用意されています。

5G搭載

もっともパワフルな5Gモデムを搭載。もちろん4G LTE/3G/2Gも対応します。
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1GBの動画が3秒でダウンロード可能。めっちゃ速いでっせ、とドヤ顔してましたよ。

その他の特徴

デュアルSIM対応で、1つは5G/4G/3G/2G対応、もう1つは4G/3G/2G対応となっています。4G/3G/2G対応のSIMスロットは、HUAWEI NMカード(追加ストレージデバイス)に対応。
バッテリーは4500mAhと大容量なデュアルバッテリーを搭載。HUAWEI SuparChargeによる55Wの急速充電をサポート。30分で85%までの充電が可能でiPhone XS Maxよりも6倍高速に充電できるとのこと。

価格と発売時期

最後に価格を発表。
価格は2299ユーロ、ドル換算で約2600ドル1980ドルのGalaxy Foldに比べて高額となっています。
発売時期は2019年中旬、イベントでは6月頃と言っていました。

動画

イベントの様子を3分弱にまとめました

Huawei Mate Xのオフィシャル動画

Huawei Mate Xのおもなスペック

  • ディスプレイ:開いたとき: 8インチ 2480 x 2200、 閉じたとき: 前面6.6インチ2480 x 1148、背面 6.38インチ2480 x 892、OLED
  • CPU:HUAWEI Kirin 980 + Balong 5000
  • RAM+ROM:8 GB RAM + 512 GB ROM NM card: support up to 256 GB
  • OS:EMUI 9.1.1(Android 9 Pie)
  • SIM:slot 1: nano card slot 2: nano card or NM card
  • カメラ:Leica camera 40 MP (Wide Angle Lens) + 16 MP (Ultra Wide Angle Lens) + 8 MP (Telephoto)
  • センサー:Gravity Sensor, Ambient Light Sensor, Proximity Sensor, Gyroscope, Compass, Fingerprint Sensor, Hall sensor, Barometer, Infrared sensor, colour temprature sensor
  • サイズ:上図参照
  • コネクティビティ:802.11a/b/g/n/ac, 2.4 GHz and 5 GHz、Bluetooth 5.0, BLE, SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC and HWA Audio、Type-C, USB 3.1 GEN1*、Type-C earjack
  • ネットワーク
    slot 1:
    5G NR TDD: N41 / N77 / N78 / N79
    4G LTE TDD: B34 / B38 / B39 / B40 / B41
    4G LTE FDD: B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B6 / B7 / B8 / B9 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 / B32
    3G WCDMA: B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19;
    2G GSM: B2 / B3 / B5 / B8 (850 / 900 / 1800 / 1900 MHz)

    slot 2:
    4G LTE TDD: B34 / B38 / B39 / B40 / B41
    4G LTE FDD: B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B6 / B7 / B8 / B9 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28
    3G WCDMA: B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19
    2G GSM: B2 / B3 / B5 / B8 (850 / 900 / 1800 / 1900 MHz)

  • バッテリー:4500 mAh (Typical Value) 
Khan
使用には理論値も結構含まれていますね。

日本の5Gは2019年スタート

  • NTTドコモはラグビーワールドカップが開幕する2019年9月にプレサービスを開始、2020年春から商用サービスをスタートする予定。
  • KDDI(au)は2019年、一部エリアから5Gを開始し、2020年には本格展開を始める予定。
  • ソフトバンクは2019年夏以降、プレサービスを開始、2022年には全国展開する予定。

また、日本が使う帯域はn77、n79となっているようです。

Khan
日本の帯域もサポートしているようね。

まとめ

SamsungGalaxy Foldに比べて600ドル以上高額となっていますが、その出来具合ではHuawei Mate Xのほうが良いかな、と個人的には思いました。

折りたたんだ時の薄さと軽さ、そしてギャップのないスタイルは文句なく、Huaweiの開発力を見せつけられた気がします。開いたときにノッチがない、という点も、開いて画面を大きくする意味をわかっているよね、と思いました。 そして、折りたたみ式スマートフォンの最大の問題点は、やはり折り曲げる部分のヒンジ部分であり、HuaweiSamsungはさすがにその問題点をクリアしている点は両社ともさすがと感じました。 どちらも日本円で20万以上、と使う人を選ぶ端末ではあると思いますが、魅力的なガジェットであることには違いありません。

ガジェット兄さん
Yu氏もプレゼン中に「高いけど、最新の洗練された技術がいっぱい入ってるからしょうがないのよ。コストダウンの努力はするから」みたいなことを言ってました。
Khan
発売時に若干仕様が変わるかのせいもありそうですね。
通りがかり
こちらからは以上です。

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ガジェット兄さん
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