概要
UMIDIGI Z2 Proは、HuaweiのP20をオマージュしたかのようなカラーリング・デザインが特徴的でCPUにMediatekのHelio P60を搭載したミドルレンジのスマートフォンです。またドコモのプラチナバンドB19にも対応していることも大きなポイントです。
UMIDIGI Z2 Proのおもなスペック
- ディスプレイ:6.2インチ 2246 x 1080 pixels Capacitive screen 403 PPI
- CPU:Mediatek Helio P60 Octa Core 2.0GHz
- RAM+ROM: 6GB RAM + 128GB ROM
- OS:Android 8.1
- SIM: dual SIM dual standby, 2 x nano SIM card and 1 TF card can be inserted at the same time
- リアカメラ:16.0MP + 8.0MP
- フロントカメラ:16.0MP + 8.0MP
- センサー:Geomagnetic Sensor, Ambient Light Sensor, Proximity Sensor, Accelerometer, Gyroscope
- サイズ:寸法: 153.4 x 74.4 x 8.3mm; 重さ:165 g
- コネクティビティ:Wireless Connectivity: 3G,4G,Bluetooth,CDMA,GPS,GSM,LTE,WiFi
- ネットワーク:
2G: GSM B2/B3/B5/B8
3G: WCDMA B1/B2/B4/B5/B8 CDMA BC0/BC1 TD-SCDMA B34/B39
4G: FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28A/B28B
TDD-LTE B34/B38/B39/B40/B41 - バッテリー:3550mAh
- その他:Type-C、NFC、ワイヤレス充電
ネットワークの対応は?
UMIDIGI Z2 Proは技適を取得していません。以下の内容は日本国内での使用を推奨するものではありません。
ドコモ系SIMでつかえる?
ドコモ系sim:LTEにフル対応/3GはB6に非対応○
4G LTEは全国区のB1、東名阪のB3、プラチナバンドのB19にフル対応。 3GもメインバンドのB1には対応だがB6に非対応で山岳地帯や農村地区で繋がりにくくなる可能性アリ。
ソフトバンク系SIMでつかえる?
ソフトバンク・ワイモバイル系sim:LTE/3Gともフル対応で◎
4G LTEはメインバンドのB1、B3、プラチナバンドのB8にフル対応。 3GもB1とB8ににフル対応。
au系SIMでつかえる?
4G LTE(B1/B18/B26/B41)及び3G (BC0)のバンドにフル対応しているのでスペック的には使えそうですがauに関しては利用できないことがあります。au系のsimを持っていないのでちょっとわかりませんね。
UMIDIGI Z2 Proを開封
外観
6.2インチ19:9の縦長ディスプレイで解像度も2246 x 1080と十分なスペック。指紋センサーが背面のためアゴの部分も小さくなっています。
ボディの右側面に電源スイッチとボリューム、左側面にsimスロットがあります。また下部側面にUSB Type-Cの接続部分があります。ヘッドフォンジャックはありません。
UI・インターフェース
ANTUTUのスコア
カメラの性能をチェック
カメラアプリ
AI機能が使えるHelio P60を搭載してるということで期待していましたが、AIは感じさせないつくりです。(苦笑)
Bokehはポートレート写真のように背景がボケる、というものではなく、アプリ的に丸くぼかす、というタイプ。これには少しがっかりしました。恐らく、Mediatekのリファレンスアプリをそのまま使っていて、プログラム的なアプローチはしていないのでしょう。
実際にデュアルカメラで背景をぼかすのにはある程度のノウハウは必要で、ノウハウがない会社は、例えばELEPHONEがArcsoftのアルゴリズムを使ったように、外部の力を借りるようなことをしないと無理なのかもしれません。またAIを調教するには大量なサンプルが必要だったりするので、HuaweiやXiaomiなど大手のメーカーじゃないと、厳しいのかもしれませんね。
2018年9月9日追記
背景ボケに関して
AIカメラに関して
こちらもカメラアプリのアップデートで変わるか変わらないか、検証したいと思います。
写真サンプル
その他の特徴
グローバルバンド対応
15Wのワイヤレス充電に対応
顔認証機能にも対応
不具合について
2018年9月10日追記
UMIDIGI側としては問題を把握しているようで、解決に向けてうごいているとのことです。
2018年9月11日追記
操作する際は自己責任でお願いします。
現時点で、当社のエンジニアはすでにこの問題に対する解決策を持っています。新しいアップデートは今週(おそらく木曜日)に予定されています。
問題が解決する前に、電話機を使用するには、工場出荷時のデータリセットを実行するためにリカバリを起動する必要があります。以下の手順に従って操作してください。
1.電話が再開するまで、音量アップボタンと電源ボタンを同時に押し続けます。それには約10秒かそれ以上の時間がかかります。
2.あなたの電話が再開されたら、直ちに電源ボタンを離してください。しかし、あなたのおなかに赤い三角で感嘆符が付いているアンドロイドフィギュアと「コマンドなし」が表示されるまで、音量アップボタンを押したままにしておきます。
3.パワーボタンとボリュームボタンを(この順序で)一緒に押したままにして放すと、リカバリメニューが表示されます。これで、音量ボタンで移動し、電源ボタンで項目を選択できます。
4. 'Wipe data/factory reset'に移動して選択します。
5.次の画面で'Yes...'に移動して選択します。これで、あなたの電話機は工場出荷時の設定にリセットされます。
6.次の画面で電源ボタンをもう一度押して、電話機を再起動します
また、今後2週間以内にカメラ性能を向上させるための新しいアップデートも予定されています。Unidigi Z2 Proのボケ効果は、今後更新される予定です。しばらく更新をお待ち下さい。
2018年9月17日15時追記
PV数はどちらもSIMILAR webから算出している大体の数値です。
2018年9月20日追記
Dear UMIDIGI Fans, due to some circumstances, unfortunately, the update is delayed. Thank you for being patient. Just to let u know, the new update for UMIDIGI Z2 Pro is planned in this week, the new OTA update will fix the problem with PIN code and pattern invalid problem. A more professional bokeh effect on the UMIDIGI Z2 Pro is planned in the next week. Problems occur and that's the part of everything. But we regret the inconvenience caused.
Many thanks for your patient.
Yours sincerely,
Yan
UMIDIGI Team
2018年9月20日追記②
Dear UMIDIGI Z2 Pro users, for the lock screen error, the new update to fix it will come soon before 23rd Sept. Until that, you can take the tutorial video below as reference to use your phone.
— UMIDIGI (@UmiCommunity) September 20, 2018
We sincerely apologize for your inconvenience.https://t.co/ngi38dqBgZ
2018年9月21日追記 OTAアップデートが来ました
2018年9月28日追記 カメラのOTAアップデートが来ました
その他に報告いただいている&コミュニティに見られる不具合
(2018年9月29日追記)
・Qi wireless chargerで充電すると高熱になる。
・通話時に画面がブラックアウト。近接センサーの不具合。
・マイクやスピーカーの不具合。
・4K動画に非対応。(スペック上は対応)
・4G LTE拡張モードが機能しない。
・カメラのシャッター音が消せない。
・そもそもAIカメラではないのではないか?
(2018年10月1日追記)
・BlueToothの接続が安定しない
・接近センサーの異常感度でガラスフィルムが貼れない
2018年10月27日追記 近接センサーの修正OTAアップデート
近接センサーのキャリブレーションは設定>ディスプレイ>詳細設定>距離センサー較正から行います。
正直に言うと、もうアップデート来ないかも、と思っていただけに意外でした。はたして次のアップデートはあるのでしょうか。
2018年11月26日追記 カメラのボケモード修正などのOTAアップデート
・カメラPDAF(オートフォーカス)のアップデート(より良いボケと安定したフォーカス)
・Pセンサー(近接センサー)のキャリブレーションは、*#*#33#*#* Factory Modeから削除。(設定>ディスプレイ>詳細設定からは選べます)
・タッチパネル(TP)ドライバが更新されました
・いくつかのキャリアでAPNの設定を編集できない問題が修正されました
・EngineerModeはこのバージョンから使えます。
実際に試してみましたがカメラに関する変化はあまりわかりません。シャッター音は相変わらず消せません。EngineerModeはたしかに以前は使えなかったのですが使えるようになりました。Wi-Fiの5GHzはまだ対応していないようです。
価格(2018年12月15日更新)
Picture | 商品 | 価格($) | クーポン | 期限 |
B19対応UMIDIGI Z2 PRO 6GB RAM 128GB ROM | $269.99 | フラッシュセール | 12月17日 |
まとめ
ただ、本体のグラデーションはキレイで、軽くて持ちやすく、ドコモのプラチナバンドにも対応していることと、300ドル程度の価格を考えると購入する価値はあると思います。ライトユースならカメラをZ2 Proと同等のスペックにアップデートしたUMIDIGI Z2 Updated Editionでも良いかなと思いますが。
カメラに関してはアップデートされるということなので、また検証していきます。端末の手触り的なものは悪くないので期待してみたい、また裏切らないでね。 他にも何か気づいたことがあれば、追記していきますね。